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【実体験談】転職に有利なWebマーケティング資格は存在しない

Webマーケティング職種

Webマーケティング業界では、資格があると転職で有利になるのか?

転職で有利なWebマーケティング系の資格ってあるのか?

多くの方が資格と転職の関係性について強い関心を寄せるのですが、私の経験上、「転職に有利なWebマーケティング関係の資格は存在しない」と確信していますし、「資格に頼って転職活動を進めようとする考え方自体が危険」だと思っています。

私はウェブ解析士、上級ウェブ解析士という資格を取得したのですが、転職で有利になったと感じたことは一度もありませんし、実際の転職活動や転職面接で資格が評価されたと感じたことも一切なかったです。

私自身、Webマーケティング関係の資格取得で大失敗を経験していますので、資格に対する考え方、そして転職面接でのリアルな評価について実体験をもとにご紹介したいと思います。

 

転職に有利なWebマーケティング資格は存在しない

まず結論を言うと、転職に有利なWebマーケティング資格なんてこの世に存在しません。残念ながら、資格に頼った自己アピールをしても、実績ベースでのアピールが何もなければ転職面接では何の評価にも繋がらないです。

Webマーケティング関係の資格は「Webマーケティング関連のおすすめ資格13選 」にも記載したとおり本当に色々なものがあるのですが、これらのWebマーケティング資格の全ては民間資格です。美容師や医師、税理士、会計士、看護師、司法書士、宅建といった国家資格ではないので、資格保有者でないと扱えない仕事領域もありません。

また、Webマーケティングに関する国家資格も存在しません。こWebマーケティング関係の民間資格は、資格を提供する団体がお金儲けのために提供している資格に過ぎず、いわゆる資格ビジネスとしてこの世の中に存在する資格なので、必要以上に難しくせず、ある程度は合格しやすいようになっています。

さらに言えば資格は知識を問うものであって、実務経験を問われないのも資格が信用されていない理由の一つです。さほど難易度が高くない民間資格でいくら知識を詰め込み、Webマーケティング関係の資格をいくら取り揃えたところで「あなたの実績は?」という質問にズバリ答えられるなければ転職活動では評価されないからです。

 

資格が評価されるのは未経験からの応募、あるいは「超基本知識の証明」をしたいときだけ

ただし、どんな状況でも資格が全く評価されない訳ではありません。Webマーケティング関連の資格が評価されるのは、未経験から応募するときの熱意の証明であったり、超基本知識が揃っていることをアピールしたい時です。

例えば広告運用の求人に未経験から応募するとき、「Web広告に興味があります。でもブログもやったこともないし、どんな広告があるかも全然知らないし、今まで勉強したこともありません」という状態だと、やっぱり厳しいです。

そういう時に「企業での実務経験はないのですが、どうしいてもWebマーケティングに関係する仕事に転職したいと思っていたので、個人的にGoogleアドワーズ認定資格とYahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験(※)を受け、自分でサイトを作って広告出稿のした経験があります。そこで○○を経験し…」という具体的な話をするのとでは、熱意のアピールが全然違ってきますよね。

こういう「未経験から応募したい時に、自分の熱意を行動に落とし込んでいるというアピール」とか、「(実務経験はともかく)超基本知識は一応揃っている」という時に、資格があるとプラスアピールにはなるかなと思います。

「資格がある=即戦力」には絶対なりませんが、それでも「何が何でもWebマーケティング関係の職種に転職したい!」という、最初の取っ掛かりに資格を利用するのはアリかもしれません。まぁこの使い方が通用するのは20代半ばまでで、アラサー付近になるともう通用しにくくなってきますけどね。

※Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験は2019年9月末日をもって資格提供が休止されています。

 

資格に頼ろうとするのは自分のスキルに自信がないから

女性担当者との面談風景イメージ

Webマーケティング資格に関わらず、資格取得に頼って仕事を探そうとするのは、あまり評価されないということをよく理解しておきましょう。Web業界に関わらず、結局評価されるのはその人の過去の経歴、経験、実績であって、資格有無ではないからです。

別業界からの転職であればともかく、同業界やWeb系職種で働いていながら資格取得に頼ろうとするのは、自分のスキルに自信がない弱みの裏返しだと私は思っています。本当に自分の転職を本気で叶えたいのなら、実務で経験を積み、実務で数字ベースの成果を出すのが一番だからです。

その実務経験の不足、数字ベースの実績不足を資格取得で補おうとしても、やはり無理があります。なぜなら、資格はあくまで知識の整理であって実務経験を積むものではないからです。

私個人の過去の反省でもあるのですが、Webマーケティング業界で転職したい人が資格取得にエネルギーを使うのは、完全に努力の方向性を間違えています。あなたに必要なのは資格ではなく実務経験の不足ですから、少しでも経験を積む方にエネルギーを注がなければいけません。

実際、私は上級ウェブ解析士という資格取得後に転職活動を経験しましたが、実際の面接で資格を評価されたと感じることは一度もなく、転職エージェントの担当者との面談でこの資格について聞かれることすら1度もありませんでした。むしろ上級ウェブ解析士という資格の信頼性が低いせいで資格アピールが逆効果になると判断し、企業に提出する履歴書の資格欄への記載もすぐに辞めたぐらいです。

その問題に真正面から取り組もうとせず、資格で何とか誤魔化そうとしても転職面接ではすぐにボロが出ます。自分に知識が足りないと思うのなら、書籍を購入して知識を詰め込んで、その知識を実務で使い倒せば良いです。知識習得だけで満足するのは雑魚の真骨頂ですから。

 

資格を取るよりもブログを書いて実務経験を積むべき

様々な種類のグラフ

実務実務って言ったって未経験でどんな実務が積めるんだよ!と文句を言われそうですが、自分でブログを書いたり、自分でWordPressを使ってサイトを構築してもいいし、アフィリエイトブログを作って広告を運用しても良いじゃないですか。

Web業界では実績やスキル、経験が全てモノを言う世界だし、何ならどんな経歴でどんな学歴であっても「成果さえ出せば個人でもウン千万稼げる」というのがWebの世界です。

資格がズラリと揃って知識もあるけど、その知識が実戦で使えなければ何の意味もないので、自分でその知識を試してみるという姿勢が大事です。幸い、Web上では誰でもブログを作れるし、誰でも広告を出せるし、誰でもSNSアカウントを運用できるのですから。

資格を取ろうとする人は実務経験を積むことから逃げて、資格を取ることで自分の経験不足を補おうとする習性があると思います。しかし資格をとっても自分のスキル不足は何にも解決しないので、結局最後は自分で行動して経験を積むしか方法はありません。

そして企業側が求めているのは、「そういった自分から積極的に動いてWebマーケティングに携わろうとする知的好奇心が旺盛な人」であって、「言い訳ばかりで行動に移さず、誰に何を言われても重い腰を上げようとしない人」はWeb業界では求められてないのです。

 

まとめ

ここまで資格取得についてネガティブな意見を並べてきましたが、実は過去の私は上級ウェブ解析士という資格取得にエネルギーを注いで大失敗した経験があります。

私は独学でWebマーケティングを学んで実践してきたので、一度客観的に体系立てて知識を整理し、実務レベルで使えるノウハウを学びたいというのが資格取得の動機だったのですが、所詮は民間資格です。内容も低レベルで実務レベルとはほど遠く、10万円以上をお金を費やしながら自分の目的を叶えることは出来ませんでした。

私はこのとき、資格に頼ることの虚しさを感じ、自分の課題から真正面から取り組まなかった自分の弱みを痛感することになり、世間的にもWebマーケティング関係の民間資格が全く信用されていない現実を目の当たりにします。

こういった経験から、(Webマーケティングの超初心者を除いて)何事にも知識や視覚に頼るのではなく、知識を使ってどういう成果を出したか?という実務経験の蓄積こそが大切なのだと学びました。誰でも取れるレベルの資格や肩書に頼った所で自分の価値を下げるだけということも学びました。

この記事を御覧頂いている方の中にも、Webマーケティング系の資格を取りたくて仕方がない方もいるかと思うのですが、なぜ自分が資格を取りたいのか?資格をとってどんなメリットを期待しているのか?を一度冷静に振り返り、本当に自分にその資格が必要なのかどうかを考えてほしいと思います。

 

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