2019年版 経験者が教えるWebマーケティング関連のおすすめ資格11選

Webマーケティング

2019年現在で知名度がある、Webマーケティング関係のおすすめ資格11個をご紹介します。

Webマーケティング関連の資格は沢山あるので、


  • Webマーケティング・解析系
  • 広告系
  • 制作・デザイン系
  • その他のWebマーケティング関連資格

という4つの分類でご紹介していきますが、その中で自分の実務や転職、就職などに活かせる資格があるかどうか?資格の特徴などを掴んでいって下さい。

ただ、この記事の本題に入る前に一つだけ注意点がございます。

Webマーケティング関係の資格というのは、どれも「業務経験が少ない超初心者向けの資格」であり、実務レベルで使える内容のものはほどんどありません。

Web業界でそれなりの実績とキャリアを積んできた人間からすると、「Web系の資格なんて全く意味がないもの」という認識の方も大勢いますし、実際実務レベル使える資格なんて言うのはこの世には存在しないというのが本当のところなので、一番最初のとっかかり程度には使えるかもしれませんが、それ以上の評価を求めるのは正直厳しいです。

資格はあくまで基礎知識の習得までで、実務面や即戦力としての評価は受けられないという点を考慮した上で、資格取得を目指される方がよいかと思います。

Webマーケティング・解析系の資格

ウェブ解析士

Webマーケティング系の資格で最も知名度があるのがウェブ解析士です。成果につながるウェブ解析t実務で活躍できる人材育成を目的に、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が運営する認定資格です。

資格は以下の3種。


  • ウェブ解析士
  • 上級ウェブ解析士
  • ウェブ解析士マスター

ウェブ解析士は企業のWeb解析を担当者レベルで遂行できるレベルで合格率は約65~70%、上級ウェブ解析士はコンサルティング提供ができるレベルで合格率が80~90%、ウェブ解析士マスターはウェブ解析士を指導するための資格で実務レベルでは不要です。

私は上級ウェブ解析士まで取得していますが、基本的な知識整理、体系化されたノウハウ整理が目的であればウェブ解析士までで十分です。上級ウェブ解析士は講座内容が低レベルですし、運営方針や資格の存在意義が曖昧すぎること、講座受講料が86,400円と高額すぎることもあり、取得メリットを感じたことは何もありません。

公式:一般社団法人ウェブ解析士協会

ウェブ解析士の公式テキスト

ウェブ解析士の評判:合格者が思うメリットや資格の価値、必要性について

2019年6月5日
上級ウェブ解析士の認定証

【合格体験談】上級ウェブ解析士は何の価値もメリットもないクソ資格だった

2019年6月5日
上級ウェブ解析士認定講座のテキスト

【初級/上級の合格者が語る】ウェブ解析士資格は転職面接では全く評価されない

2019年6月5日

 

Webアナリスト検定

Webアナリスト検定の公式サイトのスクリーンショット

ウェブ解析士よりもさらに難易度が下がる初心者向けの資格がWebアナリスト検定です。アクセス解析のGoogleアナリティクスの使い方、各指標やデータの見方といった、Web解析に関わる超基本的な知識を問う資格試験です。

日頃からWebマーケティング業務に携わっている方は全く勉強しなくても合格できるほど簡単な内容で、初心者の方は試験前に5時間の講習を受けることも出来ます。内容が本当に簡単なので、超初心者が知識の整理に使うような資格であり、転職やキャリアアップに使えるような資格ではありません。

公式:Webアナリスト検定 一般社団法人日本Web協会

 

ネットマーケティング検定

ネットマーケティング検定公式サイトのスクリーンショット

インターネットマーケティングの浅い知識を広く問う民間資格で、全くの素人でも公式テキストを読んで過去問を解けば合格できるというレベルの検定です。サーティファイという民間企業が主催している資格で、ネットマーケティングの基礎の基礎の基礎を学びたい方向けの資格です。

少なくとも業界経験者や実績がある方が受ける資格ではありませんので、転職やスキルアップでの利用も難しいでしょう。公式テキストが発売されているので、本屋さんで内容を確認してみて下さい。

公式:ネットマーケティング検定 – サーティファイ

 

IMA検定

IMA検定公式サイトのスクリーンショット

全国の印刷会社や広告代理店とのコネクションがあるクラウドマネージメント協会が主催する民間資格で、実務レベルで使えるネットマーケティングスキル向上を目的に運営されています。Stadardコース、Professionalコースの2つがあり、それぞれのカリキュラムをネット授業で消化後、認定試験を受けるという形になっています。

講義受講以外にレポート提出、レポート添削もカリキュラムに含まれているなど実務性を重視しているものの、IMA検定という存在が全く世間的に認知されていないことがデメリットです。レベル的にものすごくハイレベルという訳でもないので、企業のWeb担当者が一通りの知識を揃えたい場合に有効な内容かと思います。

公式サイト:IMA検定 | 次世代型のネットマーケティング検定制度

 

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

 

googleaアナリティクスのロゴ

 

アクセス解析の王道、Googleアナリティクスの習熟度を示す資格です。試験は無料で受けることができ、有効期限は合格後12ヶ月間(以前は18ヶ月でした)で、2018年に資格概要が大幅に刷新されました。

Googleアナリティクスのレポートの見方はもちろん、各指標の見方、用語の理解といったアクセス解析を使うこなすための基本的な知識を習得することが出来ます。アクセス解析はデータ分析そのものが目的ではなく、各データをどのように使って新しい利益を作るかが重要なのですが、各指標をどのように見ればよいのか?の基本をこの資格で学ぶことが出来ます。

公式サイト:Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)について

 

広告系の資格

Google 広告の認定資格理解度テスト

Googleアドアーズのロゴ

Googleオンライン広告の使い方や基本知識を当テストで、このに認定資格を取るとGoogleオンライン広告に関する専門知識を有していることを証明することができます。Googleオンライン広告には検索広告、ディスプレイ広告、モバイル広告、動画広告など様々な種類があり、それぞれにおける操作方法や細かい設定のやり方を学ぶことが出来ます。

この認定がないとGoogle広告を扱えない訳ではないし、認定がなくても仕事に支障はありませんが、広告代理店などでは非常に使える内容なので、広告運用の仕事に就いている方や転職を希望する方は受けてみても良いかもしれません。

公式サイト:Google 広告の認定資格理解度テストについて

 

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定

Yahooプロモーション広告公式サイトのスクリーンショット

Yahooスポンサードサーチ、Yahooディスプレイネットワーク(YDN)に関する認定試験で、Googleアドワーズ認定試験のYahoo版で、試験はベーシックとアドバンスドの2種類があり、認定試験に合格するとプロフェッショナルロゴを名刺にも記載することが出来ます。

ただしYahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定は2019年9月末日をもって休止することが発表されており、2019年10月1日(火)より休止期間に入り、試験再開は未定となっております。

公式サイト:Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験

 

制作・デザイン系の資格

Webディレクション試験

Web検定(ウェブ検)の公式サイトのスクリーンショット

株式会社ボーンデジタルが運営するWeb検定の中の一つの資格試験で、Web業界におけるディレクション業務の統一指標や規格、仕様を作り、一定品質を保った制作管理がしやすくすることを目的に生まれたのが「Webディレクション試験」です。

Webディレクター以外にもプロジェクトマネージャー、コンテンツディレクター、オウンドメディア編集長などを対象にした、制作ディレクションや運用、更新業務に関わる試験内容となっています。

またWeb検が運営する資格検定はWebディレクション試験以外に、Webリテラシー試験、Webデザイン試験、Webプロデュース試験も提供されています。

公式サイト:Webディレクション | Web検定(ウェブケン)

 

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験公式サイトのスクリーンショット

ネットマーケティング検定と同じ運営元のサーティファイが提供する資格試験で、Webサイト制作やデザインにkんするHTML、CSS等のコーディングに関する資格試験です。試験はスタンダード(初級~中級)、エキスパート(上級)の2種類があり、WebデザイナーやWebプログラマー、コーダーなどが対象になっています。

この資格があるから仕事ができるとか、仕事が取りやすくなるといったことはありませんのでこの資格に頼りすぎるのはオススメしませんが、自分が学んできた内容を客観的に体系化して整理するには良い資格試験かもしれません。

公式サイト:Webクリエイター能力認定試験|資格検定のサーティファイ

 

その他のWebマーケティング関連資格

ネットショップ検定

ネットショップ検定公式サイトのトップページのスクリーンショット

ネットショップ実務士という名前でも浸透している検定で、BtoC向けのeコマース、ネットショップ事業者とそこで働く担当者・実務者に求められるスキルを学ぶ資格検定です。

レベル1~レベル3まで段階別で提供しており、レベル4と5も今後提供するとのこと。ネットショップ検定は2011年に発足した新興の民間資格なので、知名度的にはまだまだこれからだと思いますし、資格の実用性についてもまだ疑問が残る資格かと思います。

公式サイト:一般財団法人ネットショップ能力認定機構

 

Webライティング能力検定

日本WEBライティング協会のロゴ

適切なWebライティング普及お啓蒙を目指し、Web上での文章、コンテンツ作成に役立つ資格です。

試験内容は基本的な国語力に加え、Webライティング、コピーライティング、SEO知識、倫理や法律、炎上対策、そしてミニ論文の提出と合っており、1級~3級に分かれて資格検定が実施されています。

レベル的にはかなり微妙なもので、実践で使えるとは言い難いため資格商法という批判もあります。

また同類資格に「Webライティング技能検定」というものがありますが、Webライティング能力検討とは別の団体が運営する検定で、Webライティング関係ではこちらの方がメジャーです。

公式サイト:Webライティング能力検定|一般社団法人日本WEBライティング協会

 

まとめ

ここまで11個の資格をご紹介してきましたが、どれも超初心者レベルの民間資格ばかりで、すぐに実務に使えたり、資格があれば仕事に就きやすくなるといったものは一切ありません。

Web業界における転職と資格の関係性については「【実体験談】転職に有利なWebマーケティング資格は存在しない
」でも触れていますし、私が実際に取得したウェブ解析士(上級ウェブ解析士)も、実務レベルで使えるようなものではなかったため、資格商法という批判も根強いのが実情です。

Webマーケティング職種

【実体験談】転職に有利なWebマーケティング資格は存在しない

2019年6月7日

Web業界では、「資格に頼った自己アピールは自分のスキルに自信がない人」というみなされ方をすることがありますし、実際Web関係の資格は誰でも取得できるものばかりなので、このような偏見が一概に外れているとも言えません。

資格は最初のとっかかり、未経験からの転職時で熱意アピールに利用することは出来ますが、資格があればすぐに即戦力として評価されることは一切ないという現実も理解しておきましょう。